認識語彙2万語を目指す英単語ドリル

先ずは語彙力の増強から!一緒に認識語彙2万語を目指しましょう。

認識語彙2万語を目指す英単語ドリル Lesson38 英単語編

本日からまた語彙力強化トレーニングを行っていきます。

紹介する単語の難易度は一部の例外を除き英検2級~1級レベルを基準にしてあります。

 

これまでの練習問題では1記事当たり5つの英単語を例文と共に紹介してきましたが、覚える際の負担を軽減すために3題ずつ紹介する形式に変更しました。

 

問題形式はこれまでと同様です。推測し易くするために答えとなる単語のスペルを一部だけ残してあります。

 

例文の日本語訳も参考にしながら、ハイフン(-----)に入る英単語を推測してみてください。

 

分からないときは先に答えを確認してしまっても構いません。時間を置いてからもう一度テストしてみましょう。

 

【問題】

 

1.

 

After repeated warnings, the landlord issued an (ul------m) to the tenants: either pay the rent arrears within 48 hours or face eviction.

 

度重なる警告の後、大家は家賃の滞納をしている借主に対して、48時間以内に家賃を支払わない場合は立ち退きを余儀なくされると最後通告を出しました。

 

2.

 

The school implemented strict measures to combat (t----cy), including parent-teacher meetings and regular monitoring of student attendance.

 

その学校は不登校撲滅のため、保護者と教師との面会や生徒の出席状況の定期的な監視など、厳しい対策を実施した。

 

3.

 

In (h-----ght), it became clear that investing in that startup was a wise decision, as it grew into a successful company within a few years.

 

今にして思えば数年で成長企業にまでなったのだから、その新興企業への投資が賢明な判断であったことは明らかだ。

 

【解答・語彙解説】

 

1.

 

After repeated warnings, the landlord issued an ultimatum to the tenants: either pay the rent arrears within 48 hours or face eviction.

 

度重なる警告の後、大家は家賃の滞納をしている借主に対して、48時間以内に家賃を支払わない場合は立ち退きを余儀なくされると最後通告を出しました。

 

ultimatum (名) 最終通告

 

【補足】

arrear (名) 支払いの遅れ、借金

eviction (名) 占有回復

 

2.

 

The school implemented strict measures to combat truancy, including parent-teacher meetings and regular monitoring of student attendance.

 

その学校は不登校撲滅のため、保護者と教師との面会や生徒の出席状況の定期的な監視など、厳しい対策を実施した。

 

truancy (名) 無断欠席、ずる休み

 

3.

 

In hindsight, it became clear that investing in that startup was a wise decision, as it grew into a successful company within a few years.

 

今にして思えば数年で成長企業にまでなったのだから、その新興企業への投資が賢明な判断であったことは明らかだ。

 

hindsight (名) 後知恵

 

【補足】

In hindsight 今思うと、後から考えると

as it grew into~ 実際には~へと成長した

 

スラング

hindsight is 20-20 後悔先に立たず

 

他にも”You can't unring a bell.”や”There's no use crying over spilled milk.”が日常会話で使われます。

 

Hindsight is 20-20 is a proverbial phrase meaning that it is easy to understand something after it has happened, but it is often difficult to predict or comprehend beforehand.

 

後悔先に立たずだ」は日本語でも良く聞くことわざですね。物事が起きた後であれば何とでも言うことができますが、いざ将来起こり得る出来事を予測しようとすると難しいものです。今年に入ってから各地で地震が頻発しています。専門家の解説を聞くことも大切ですが、東日本大震災発生前に地震が頻発した際には、地震学の専門家が『1週間ほどかけて徐々に落ち着いていくから心配ありません』と述べていたことは今でも忘れられません。それを聞いた当時の筆者は『心配して損した』と避難道具一式を片付けようとしたのです(幸い親に止められましたが...)。それから1週間ほど経った頃に、揺れが治まるどころか3.11の悲劇が訪れたのです。

 

英語の話から大きく脱線してしまいましたが、日々の生活も試験対策も慎重であることに越したことはありません。いざというときに慌てないように日頃から備えておきましょう。